PIJKWインテリジェント無効電力補償コントローラ

PIJKW多機能無効電力補償コントローラーは32ビット超強力なノイズ対策ARMを採用し、内蔵・外蔵のダブル「ウォッチドッグ」設計により、システムクラッシュによる過補償または補償不能を防止し、極めて高い信頼性を確保します。

コントローラーは、無効電力または力率を制御物理量として採用し、無効電力トレンド予測および遅延多点サンプリング技術により、スイッチング振動を効果的に回避します。過電圧、低電圧、欠相保護、高調波監視、低電流保護、過温度保護などの機能を備えています。警告値を超えた場合、コンデンサーは速やかに遮断されます。データ通信インターフェースを備え、プラグアンドプレイ方式を採用しており、さまざまな通信要件に対応します。

当該製品は、三相共通補償の制御または三相負荷の独立サンプリングが可能であり、電力網における不平衡三相負荷に対する相ごとの補償制御機能を実現します。電力網が軽負荷状態の場合、制御をロックし、運転中のコンデンサーを迅速に遮断することで、負荷低下による過補償を効果的に防止します。

当社のすべてのコントローラー製品シリーズは市場で長年にわたってテストされ、継続的に革新および改良されており、現代の電力網における無効電力補償制御の要件を十分に満たしています。ユーザーは、異なる使用シナリオの要件に応じて、対応する仕様のコントローラーを選択して特定の機能要件を満たすことができます。

低圧無効電力補償コントローラーは国家品質認証センターの自主的CQC認証を取得しており、規格：JB／T 9663-2013に準拠しています。

低圧無効電力補償コントローラーは中国国家電網公司からEMC（電磁両立性）試験報告書および自動化機器に関する電磁両立性適合証明書を取得しています。

低圧無効電力補償コントローラーは「電力産業無効電力補償装置一式設備品質検査テストセンター」の検査を通過しており、規格DL/T 597-1996に適合しています。

機械的パラメータ

サンプリングおよび測定機能

配電網の三相電圧、受電盤の三相電流、三相力率、三相四象限有効電力、三相四象限無効電力；

◆ 配電網における三相電圧の第3次から第19次高調波の振幅、三相電圧の全高調波歪率；

配電網における三相電流の第3次から第19次高調波の振幅、三相電流の全高調波歪率；

◆ 三相コンデンサ盤電流および全電流歪率；

◆ 配電網周波数、周囲温度など。

パラメータ表示機能

◆ 大画面ドットマトリクスLCD液晶、高輝度LEDバックライト、低消費電力で高解像度；

◆ 表示言語は中国語（英語）で、パラメータが一目でわかる；

スクリーンセーバー状態では、各パラメータが自動的に巡回表示されるため、キー操作による照会が不要で便利で直感的です。

操作盤はデュアルカラーLEDでコンデンサの状態を表示し、オン／オフ／異常などのインテリジェントコンデンサに関するすべての状態を完全に表示します。

パラメータ設定機能

◆ 過電圧値、低電圧値、過温度値、高調波閾値などの保護設定の調整；

◆ 遅延時間、入力閾値、遮断閾値、力率の上下限などのスイッチング制限の設定；

◆ 電流および電圧変圧器の変成比の設定；

◆ 通信アドレスやボーレートなどの通信パラメータの設定。

制御機能

◆ 手動および自動制御を簡単に切り替えることができます。

各電力網の測定パラメータに基づいてコンデンサの切り替えを制御します。

力率が入力閾値より低い場合、無効電力値に応じて対応するコンデンサを投入します。力率が遮断閾値より高い場合、対応するコンデンサを切り離します。

同一容量のコンデンサは循環的に切り替え、異なる容量のコンデンサはコードに従って切り替えて、補償精度を向上させます。

保護機能

◆ 電圧超過保護：システム電圧が設定された上限または下限値を超えた場合、過電圧または低電圧障害が報告され、コンデンサは速やかに切り離され、制御のためにロックされます。

◆ ハモニクス超過保護：ハモニクス保護設定値を超えた場合、コンデンサは速やかに切り離され、ブロック制御が実施されます。

◆ 温度超過保護：周囲の温度が設定された温度しきい値を超えた場合、コンデンサは速やかに遮断され、制御のためにロックされます。

◆ 軽負荷保護：変圧器の負荷が測定により4％未満であることが検出された場合、コンデンサは遮断され、過補償や誤動作を防ぐためにロック制御が実施されます。

信号機能

◆ 各コンデンサの運転および停止状態の信号表示；

◆ 各コンデンサの容量信号表示；

◆ 配電パラメータの異常信号（過電圧、低電圧など）表示；

コミュニケーション機能

◆ RS-485によるスマートコンデンサ、複合スイッチなどとのデータ通信および交換；

◆ RS-485はDTUまたは上位コンピュータと通信可能で、メータ読み取りおよびパラメータ設定に使用可能；

◆ GPRSによる遠隔データ通信により、遠隔管理が可能；

• 配線図

端子台図

配線接続図